外にも出よ触るるばかりに春の月 中村汀女
爽やかな晴天。湿度が少なくて高原の初夏のような一日でした。日差しは明るくて暖かいのに、風が涼しく軽やかで、ちょっと肌寒い。仕事帰りの夜空には春らしいおぼろ月が出ていました。肌に感じる夜風は初夏のようにすがすがしくても、遠い三日月はぼんやりと霞、長閑で春らしい感じでした。
『おぼろ月夜』
作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一
菜の花畑に 入日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し
里わの火影も 森の色も
田中の小径を たどる人も
蛙の鳴くねも 鐘の音も
さながら霞める 朧月夜
今日は夕方から市民プールへ子ども達のスイミングスクールの指導へ行きました。
子供たちのスクール専用のコースは4時間貸切で、1レッスンは1時間。水慣れのクラスやクロールのクラスや背泳ぎのクラス、平泳ぎのクラス、バタフライのクラス、個人メドレーのクラスなどなどあり、1年に1回4月に担当のクラスが変更になります。月曜日のクラスは今日が初回でした。水慣れのクラスは、潜れない小学生が8人。耳を水につけるのが怖いと言っていましたが、レッスンが終わる頃には潜れるようになりました。何が怖かったの?と訊ねたら「怖くなくなったら、なんでだったのかわからなくなった」ときょとんとしていました。耳に水が入ってもちゃんと抜けるから大丈夫よ!と言ったのがよかったのかもしれない…。とは思うけど、そんなことくらいは、お母さんや友達からも言われてるだろうに。今日の初夏の陽気が影響したのかも…。夏になると学校の水泳教室が始まるから今年は泳げるグループに入れそう。とりあえず、来週は次のステップへ進めるのでよかったです。
平泳ぎのクラスは踵歩きとキックの練習。個人メドレーのクラスは四泳法のキックとスイムの練習とバタフライの復習をしました。来週はバタフライの復習と平泳ぎのキックを多めに練習させたいと思っています。