猫と歳時記と水泳と

I keep a diary.

梅雨に入る猫の背丈の壁のきず 坂本真理子

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すっかり梅雨らしくなって、雨降りの日が続いていますね。肌寒いような蒸し暑いような。外に出る時は、長袖にしようか半袖にしようか迷ってしまうような気候です。

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我家の猫たちも雨の日はお外に出られないので、家の中を走り回り、あちらこちらをひっ散らかし、お腹がすくとおやつをねだり、静かになったかと思うとソファーで爆睡しています。

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普段は家の中にいる猫たちですが、今朝はちょっとした騒動がありました。

早朝に猫たちに起こされ、ミルクやカリカリを食べさせました。カーテンを開けると、しとしと雨が降っていていそいそと家事をする気にならず、ボーッとしていたら、睡魔に襲われ、本日は仕事がお休みだったので、日頃の睡眠不足を補おうと二度寝をしました。しばらくして、家族がごそごそと仕事へ行く支度を始めたので、目が覚めて、朝ごはん作りなどをして、猫たちにも二度目の朝食を上げようと猫たちの名前を呼びました。

「クーちゃん!ミミ介!銀之助!」

「みゃっ」と言いながら足元に来たのはミミ介だけ。少し間を置いて、のそのそと黒猫のクーちゃんもそばに来てくれました。

あれ?

いつもなら真っ先に飛んでくる銀之助の姿がありません。

銀之助はまだ小さいし、超チビ猫の頃から体が弱いので、外には出したことがありません。外の怖さを知っている銀之助は自らも野外には出たがらない猫です。家の中にいるはずだし、ご飯の時は誰よりも早く飛んでくる銀之助が来ないなんて!?

何事?

銀之助?

「ぎん!」

「ぎん!」

「銀之助!!」

家の中を大声で呼びまわりました。

しばらくして、耳を澄ますと遠くで鳴いている声がしました。

「銀之助!どこ?」探しても探しても、姿は見えず、家族中で銀之助を探しました。外に出るはずない。

でも、

念のためと外を探し、また、家の中を探し、また外へ出て探し、何回目かで庭の裏へ回ると銀之助の鳴き声に近づいたのが分かりました。

「ニャー」

「銀之助!今行くからね。銀?どこ?」

「どこ?銀?もう一度鳴いて」

「ニャー」

縁の下や草むらを探しても姿がありません。

「銀?」

「にゃー」

すぐ近くから声がするのに姿がなく

「どこにいるの銀之助!」と大きな声を出しました。

すると、

遠くの通りから「屋根の上にいるわよ~」と犬のお散歩中の人が声をかけてくれました。

「えーーーっ!?」

上を見上げても見えません。

家から少し離れ我家を見上げると、裏窓の雨除け用の小さな屋根「ひさし」の上で下りることも登ることも出来ずに、うろうろしている銀之助がいました。

「銀ちゃん!」

通りから声をかけてくれた人に「ありがとうございます」と、とりあえずお礼を言ってから、どうやってあの「ひさし」の所へ上ればいいのかと考え、二階の窓からなんとか銀之助のいる「ひさし」へ出て、銀之助を抱き上げ、主人に銀之助を受け取ってもらい、無事、銀之助を救出しました。

銀之助を助けに「ひさし」へ降りる時も、また窓から部屋へ入る時も二階から落ちそうで、「猫を助けたくて、二階から落ちてケガをしたなんて他人に言えない」とか、「足場のひさしの屋根が抜けたらどうしよう。修理代が高そうだ」とか、あれこれ余計なことを考えました。

主人は仕事に行くところだったので「遅刻しちゃうから車で送ってくれ!」と、ジタバタしていましたが、二階の窓を開けっぱなしにして銀之助をひさしに出した張本人だったので、「誰のせいだと思っているの?」と超低い声で文句を言い、「開けた窓は必ず閉めてから窓のそばを離れなさい!」と叱り、その後職場へ送りました。

 

銀之助も銀之助です。猫なのに、あれくらいの高さの窓に飛びつけないなんて情けないと思いました。でもそう言えば、かなり以前にも狭いひさしに降りてしまい、上ることも下りることも出来ず動けなくなった猫がいて、その時は梯子をだして助けたのを思い出しました。

ひさしが狭いとそこから1mほど上の窓でも飛びつけないことがあるんですね。

猫は垂直飛びのジャンプ力がすごくて、特に我家のミミ介やクーちゃんは2mくらいは軽々飛び上がります。助走をつければ5m以上飛び上がり、飛んでいる虫や鳥にも飛びつけます。

銀之助は4か月前、庭でうずくまって動けなくなっていた時にはヨロヨロとした足取りの倒れそうな仔猫でした。今ではすっかり元気になって大きくなりましたが、他の猫と比べると動きがゆっくりで、ジャンプ力もいまひとつ。

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なにかと心配なチビ猫「銀之助」。家の中ではドタバタと走りまわり、超元気な振る舞いを見せていますが、外には出せない気がしています。

 

銀之助は我家の猫になって幸せ?よね…と思うこの頃です。

 

 

 

 

 

 

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これは庭で虫探しをするイケにゃんミミ介君の決めポーズフォトです。かっこいいでしょ~~~~(^o^)

夕空が透き猫が鳴き涼しくなる 阿部みどり女

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梅雨入りしたらしいと人伝に聞いたのですが、この辺りは、まだ雨らしい雨がほとんど降っていません。庭の植物がカラカラに乾いてしまって、毎朝水やりをするほどです。梅雨は湿度が高く不快指数も上がるので、あまり好ましくありませんが、この時期に雨が降らないと、水不足などが気になってしまいます。

 

今日は休日でした。雨の休日が好きなのですけれど、あまりに良い天気だったので、掃除や洗濯をしたくなり、バタバタと過ごしてしまいました。(^^;)

 

ところで、

今週は家族も自分も定期健診や気になるところの検査で、何回か病院へ足を運びました。結果がまだ出ていないのではっきりとしたことはわかりません。でも、身長体重測定で、身長が0.5cm縮み、体重の増減がなかったのは、ちょっとショックでした。単純に考えて、縦に縮んだという事は横に伸びたという事?!あんまりでしょ。早朝の製パン製造のお手伝いで重たいオーブンのてんぱんを持ち運びしているから、きっと筋肉が着いて、体重が増えているだろうとか、水泳コーチの仕事の指導時間が長くて痩せているはずだと自負していたのに残念です。(^^;)

 

血液などの結果は一週間後。おかげさまで外見はとても健康的なので、内側も健康であることを期待しています。

 

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話は変わりますが、カタバミ草が好きで、黄色や桃色のカタバミ草を大事にしていたのですが、相方がなぜかせっせと抜いてしまって、めっきり少なくなってしまいました。相方曰く「ルリタテハ蝶の幼虫の食草「ホトトギス」の周りにカタバミ草がもじゃもじゃ生えていたから抜いた」との事。「カタバミ草は葉の形もハート形で可愛いし、花も可憐だから好きなの!」と気持ちは伝えておきましたが、どうなることやら。

我家の庭で、とても伸び伸びと育っているのは、柑橘類と山椒の木で、どちらもアゲハの幼虫の食草だとか。

相方(主人)は家の庭をバタフライガーデンと呼んでいますが、バタフライガーデンって、花が咲ほこり蝶が飛んでくる庭ではなかったのか?と疑問に思う今日この頃です。

 

 

日が沈むと気温が下がって、半袖のままだと、肌寒い時もありますね。風邪などひかないように、美味しく頂いて元気に過ごしたいですね。