紫陽花を挿す雨粒をそのままに 木内玲子
梅雨らしい雨がザンザンと降っては止み、しとしとと降っては止み。雨上がりは湿気を含んだ空気を重たく感じます。まるで味の濃い料理のような空気だとか(家族曰く)。
梅雨の晴れ間には夏休み前のやけに明るく暑そうな太陽光。夕べの雨が残した水滴が庭のあちらこちらできらりきらり。
しばらくお休みしていた俳句の投稿(月に一度7句を葉書に書いて先生に送る)をぼちぼち始めたいと思っていたのですが、今月も〆切が過ぎてしまいました。でも今回はお手紙を添えて投句するつもり。
それにしても、わざとらしいほど詩的な言葉がつらつらと出てきます。久しぶりだと肩に力が入ってしまう…。
我が家の白かった紫陽花が水色に変わってきました。朝な夕なに忙しさを忘れて、しばし眺める七変化です。
朝な夕な手を止め眺む七変化 夕起