春雨や土の笑ひも野に余り 千代女
ゆっくりと桜が満開になりつつ、晴れたり曇ったりのこの頃ですね。春は曇りの日が多いし、日が暮れればまだ風が冷たくて油断をすると体を冷やしてしまいそうです。
花や日差しに誘われて着るものや気持ちが軽くなっていきますが、春はまだ寒い事を忘れないようにしたいですね。
家の前の道路のアスファルトの隙間に小指の爪ほどの小さな菫を見つけました。とても小さくて可愛いいビオラのような菫です。小さな春も素敵です。
今日は朝から花散らしの雨がしとしとと降っています。気温はそれほど低くないので、雨の中のお花見も悪くないかもしれません。
道端には薄桃色の花びらがいっぱい落ちて、見上げれば、曇り空のブルーグレーと桜の花が美しく、雨に濡れた桜の幹が黒々と力強くコントラストを際立たせています。
春雨やうつくしうなる物ばかり 千代女
我家の猫たちは春の雨風でお外に出られないので、窓からの景色を眺めては独り言を言っています。
相変わらずイケにゃんなみみ助くんのサーモンピンクの鼻は朝目覚めると、最初に目にする赤い色です。枕もとのみみ助の寝息と愛くるしい顔で朝からとても幸せな気分になります。
明日は休日!お花見用のスヌードと靴下の出番かしら。ふふふ…