猫と歳時記と水泳と

I keep a diary.

透明な猫部屋にゐし小春かな 山高真木子

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朝晩はめっきり冷え込むようになってきましたね。今朝は大きな地震もあって少し驚きました。すぐに携帯で情報を確認しようとしましたが、画面の文字が小さすぎて寝起きの目ではちゃんと見えず、のそのそと起き上がり家中を確認しました。主人はいびきをかいて寝たまま起きもせず、猫たちものんきに寝たままのそりと首をもたげただけ、すぐにテレビをつけて「津波が来るらしいがこの辺りは大丈夫だよ」と言ったのは、認知症の母でした。一日のうちで、早朝は意外とまともです。睡眠で脳が休まるからなのかしらね?!

蛇口が開きっぱなして、水が出たままだったり、寒いのにストーブもつけず「なんで寒いんだ」と怒っていたりするので、やはり少し「普通」とは違うのかもしれませんが、今朝は心強い感じがしました。

 

パン屋さんのこと

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自宅から車で8分くらいの所に天然酵母のフランスの田舎パンを焼いているお店があります。週に4日しか開いていないし、買いに行っても、パンが並んでいるだけで、お店の人はいないんです。パンも木のお盆に無造作に並んでいるだけで、袋もぼそっと置いてあって、募金箱みたいな箱に、「ここにパンの代金を入れていください」って書いてあるようなパン屋さん。おつりはもらえないので、代金をぴったり持って行って買うんです。手作りの全粒粉も売っているので、たまに買い物に行きます。ついでにクルミとオレンジピールの入ったカンパーニュも買います。手作りらしい、香りのよい田舎パンです。

このフランスパンのお店の近くには、沼と無造作な野原が残っていて、夕方は印象派の絵のようなフランスの片田舎を思わせる景色が見られる場所があります。自然の淡い光に包まれると天然酵母のごつごつとしたパンを焼きたくなるんですよね。

自分が働いている石窯のパン屋さんでは粉の販売はしていないので、自宅でパンを焼く時用の粉を買いに、ちょっと気持ちをワクワクさせながらフランスパンのお店に行きます。

www.furansupan.jp

クリームチーズとワインが似合うパンですよ。

 

 

猫のこと

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ちび猫のみみ助が、おしゃべりになり、庭で遊んで部屋に入ると、帰ってきたぞと言わんばかりに鳴きながら私を探します。トイレに入っていると、トイレの前で「にゃにしてるの?」としきりに声をかけてきます。ゆっくりと用を足せる雰囲気ではなくなることもしばしば。(^^)でもその声も可愛くて仕方ない。

家にゐてみみ助と過ごす時間が、相変わらずとても楽しいこの頃です。

 

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怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)

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