猫と歳時記と水泳と

I keep a diary.

白南風の町の手作り豆腐かな 宮崎夕美

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やっとイイ天気になりました。

たまった洗濯物を干したり庭の野菜たちの様子をみたり、久しぶりの晴れ間にすることがたくさん!!

週末なので、あれこれと片付けものを並べ、片っ端から所定の場所へ移動中。

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午前中は隣街へ主人を送り、ついでに借りていた本を図書館へ返しに行きました。

 

納豆への興味から離れられず、納豆関連の本を借りてしまいました。

面白かったのは「ねばねばレシピ」というタイトル。 納豆、山芋、オクラの料理本です。

本に載っていたナスとピーマンと納豆の味噌炒めを ちゃらっ と作ってみました。

茄子、ピーマン、ニンニク、長ネギを食べやすくスライスして、味噌と醤油と酒と味醂と納豆で味を調えながら炒め煮する肴感覚の料理。アレンジで鶏のひき肉も加えました。

美味しかった。

 

元気が出るねばねばパワーレシピ

元気が出るねばねばパワーレシピ

 

 

 他にも

 

日本全国 納豆大博覧会

日本全国 納豆大博覧会

 

 この本も借りてみました。日本中のあちらこちらの納豆が載っていて(レシピは載ってない)面白かった。

作者は発酵食品で有名な小泉先生。

「体調がおかしいと思ったり、知らない土地で知らないものを食べてアタリそうな時は、すぐに納豆を食べる。すると元気になるのだ」そうです。

さすが、発酵界の大先生!「納豆は日本古来の伝統食で日本人の知恵の結晶」なんだそうだ。納豆の作り方から納豆の栄養についても載っていて、とても参考になりました。

この際だから、しばらくの間は納豆に注目して、腸によいものをたくさん頂こうと思っています。

レシピも増えたことだし。うふふ(^^)

 

 

家の片づけをしながら、小腹がすいたので、

納豆の豆乳味噌スープ  

を作りました。

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冷蔵庫にある納豆を洗い(洗った水は庭の植物用にバケツに取っておく)大きめのスープカップへ入れ、納豆がかぶるくらいの熱湯をかけ、味噌小さじ2~3を入れ、よく溶く。

豆乳を飲める分、そのカップへいれレンジでチン!(沸騰させない)

トースターで焦げ目をつけた長ネギを1cm幅に切りトッピングして出来上がり。

出汁を入れなくても納豆のうまみ成分(小泉先生の受け売り)のおかげで美味しく頂けます。

焦げた葱はのどにも良いので、風邪気味の時にはイイ。

とっても温まるスープで、葱と納豆が美味いです。

 

 

 

 

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 明日は納豆と豆腐と合わせた冷奴にしようかな。   祭りが冷めない感じ(^^;)。

 

 

 

 

 

黒南風・白南風(くろはえ・しらはえ)

 鳥羽・伊豆の漁師は、梅雨始めの強い南風を黒南風、梅雨期間中の強い南風を荒南風(あらはえ)、梅雨明けを白南風と呼ぶという。九州西北部では、今でもこのことばを使っているが、白や黒は、雲の色からの命名である。
 すなわち、梅雨中の陰雲な日の南風が黒南風で、そよそよと吹く季節風である。ただし、荒南風は黒南風が強くなって、出漁などに好ましくない風のこと。白南風は、梅雨が明けて黒雲が去り、空に巻雲や巻層雲が白くかかるころ、そよ吹く南からの季節風のことである。
 歳時記では、黒南風は仲夏(六月六日~七月六日)、白南風は晩夏(七月七日~八月七日)の季語に配されている。
 「おもろさうし」には、黒南風に相当する語は見当たらない。しかし、梅雨明けのころの南風のことをうらしろ(浦白)と言っている。まはえ(真南風)という語もある。これも白南風と見て良い。唐・南蛮から富を運んだ風のことだろう。いわゆる夏至南風のことである。夏至南風という語は「おもろ語」にはない。案外あたらしいことばなのかも知れない。
 なお、久高島には、フシ・アギ(星上げ)という風に名がある。この風は黒南風に相当するだろう。



               南島俳句歳時記(1988.6.27)
                        正木 礁湖

 

 

 

 

 

 

 

 


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