猫と歳時記と水泳と

I keep a diary.

梅雨寒やひとりの化石展示室 武智しのぶ

 

 

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先日、取材へ行った中央図書館がオープンしたので、さっそく行ってきました。

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以下、取材の時のメモ書きと図書館の説明です。

「川と風と生き物と」水面に広がる波紋と風の通りすぎる様子のイメージをデザイン化した建築は自然を観察しながら、静かに本を読んだり、美術を鑑賞したりするのに適した建物です。

  

市民ギャラリーはエントランスホールのすぐ前にあり、常設展示室と貸出用市民ギャラリーにわかれています。

天井が高く明るい室内。美術館ほどのスケールのあるギャラリーです。

貸出用ギャラリーは4つの部屋に分かれていますが、中央のホールを中心にしてオープンスペースになっているので、稼働壁を動かして大きな1室にすることもできるように設計されています。使い方が工夫できるように考えられるので、作品数の多い展覧会や大きな作品の展示も可能です。自然光が展示室を明るくし、備え付けられたブラインドを閉めると暗くなるので、絵画や彫刻、工芸品などの展示はもちろん、ライトアートなどの展示も楽しめそうです。梱包材などの保管部屋も設けてあり、使い勝手はとても良さそうです。

常設展には星襄一さんの作品が展示されていました。

 

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中央図書館はエントランスホールから左手奥。

蔵書数は開架閉架合わせると46万冊が可能で、現在は14万冊が閲覧できるように整えられています。

図書館は児童書、雑誌、視聴覚、ポピュラー図書などに分かれていて、どの本棚も見やすいように工夫され、使いやすく素敵な椅子と机が設置されています。

児童書のコーナーには子供用の小さい椅子と机、そして本棚の中に入り込んで座れるような仕掛けもあり、本棚がジャングルジムのようになっていて、本の森に迷い込んだような空間が作られていました。大人でも楽しくなってしまいそうなコーナーです。もう一度、子供たちと一緒に子供のころに戻り、読みたかった本や新しい絵本と出会って楽しい読書ができそうです。

雑誌のコーナーは表紙が見えるように作られた棚に草木染のシルクを埋め込み美しく作られていました。

雑誌の新刊は人気があるので、常に誰かが雑誌を持ち出して読んでいることを想定し、本棚自体を美しくデザインしたそうです。

 

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ポピュラー図書のコーナーは本棚がずらりと並び、壮観です。本の閲覧用に本棚の間や窓際には机と椅子が配置され、プライバシーが守られる工夫が随所にあるので、安心して利用できると思いました。

図書館西側の窓沿いに設置された机からは窓の外を流れる川が見えました。夕日を鑑賞しながら読書することもできるし、ブラインドを閉めて静かに勉強することもできます。

図書館の椅子はどのコーナーの椅子もとても座り心地がよく、子供用のブースの椅子の色は赤、ティーンズ用はブルーパープル、中央の新聞や雑誌などのコーナーは白、窓際は黒が配置されていました。様々な場所の椅子を座って回るのも楽しそうです。

 

視聴覚のコーナーはCDやDVDが視聴できる他、朗読室などもあり目の不自由な方々に利用していただける設備がありました。朗読は録音することもできるようになっているので、読み聞かせたい本を自分で朗読してそれを録音して後で聞いてもらうこともできるそうです。

 

その他の施設として、

入口近くのフリースペースには飲食のできるオープンスペースがあり、70席の椅子と机が用意されています。飲み物と軽食が食べられるスペースです。その奥に研修会議室やボランティア室、コインロッカー、ショート保育室などもあります。

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今までの図書館に対するイメージは、古い本がたくさんある静かな空間に、勉強や研究をする人たちがもくもくと集まる静かな建物でしたが、今回、新しい中央図書館を見学して、その明るさと施設のデザインと真新しい図書の多さ、空間の広さに、単に勉強や研究をするだけではなく、知的好奇心と探求心を刺激してくれる文化の生まれる場所が出来ていると思いました。本と親しみ、自分で調べ、より深く興味を持ち、何かを知りたいと思う心が育つ空間になっていると思います。

新しい情報だけではなく、今まであった伝統や歴史の中から、自分らしさを発見できるような、創造力と豊かな感性が育つところになってほしい。「どうやって勉強したらいいのかということを学べる」場所として、知りたいことをしっかりと調べられ、気軽に利用できる図書館であってほしいと思います。

 

 

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今日は、開館前と違い来館者でにぎわい、梅雨寒であいにくの天気でも利用者が多かったです。

 軽食店のロールサンドが美味しかった。景色もいいし静かに本を読んだり絵を描いたり見たり出来ました。

 

 

ママだからできる運動神経がどんどんよくなる子育ての本

ママだからできる運動神経がどんどんよくなる子育ての本

 

 ちびっ子たちとプールで遊ぶ時の参考になるかもと思うページがちょこっとあったので上の本を借りてきました。グーパージャンプ、チョキチョキジャンプ、ケンケン、ワニさん歩き、カエルさんホップなど水慣れのクラスでよくやっている運動についての記載が少々あり、スイミングスクールのお母さんたちとお話するときの言葉の使い方の資料になるかも?程度の興味ですが、「読まないよりは読んだほうがいい」。

以前ちびっ子のお母さんから運動神経ってどこにあるんですかと聞かれたことがありますが、「運動神経」という神経はありません。脳内ニューロンシナプス回路(?)の伝達が脳から脊髄、末梢神経、筋肉へと伝わるのが速いことを運動神経がよいと省略して言っているのだと思います。的なことも書いてありました。

 

 

 

 

 


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