夜の秋地球に影とクレシェント 夕起
むっちゃくちゃ暑い。毎日、猛暑、じっとしていても汗だくになります。一年で一番暑い大暑にしても暑すぎる感じです。気温が高すぎてあくびがしょっちゅうでるし水分をまめにとっても、すぐに咽が乾きます。
此処二日程、久しぶりに製パンの仕事をしました。ベーカリーの仕込みは早朝なので、気温はそれほど高くなく、汗だくにならずに済みましたが、何台もの大きなホイロやオーブンを使ってパンを焼くのはすごく久しぶりだったので、製パン工程を思い出しながらの業務に緊張しましたぁ。作っている時は楽しかったけど、慣れてないので少々疲れました。
タイトルの句のクレセントは楽譜では段々大きく演奏すると言う意味があり、童話などでは三日月のことでもありますが、製パンではクロワッサンのことでもあります。バターを折り込んだクロワッサン生地は夏の暑い時には扱い辛いもの、気温の下がる夜や早朝に焼きたいパンです。製パンの講師をしていた頃、夏期の研修の裏方で汗だくになりながらクロワッサンを焼いたことを、秋の虫の声が聞こえ始める夏の夜に思い出し、見上げた空に輝く三日月の影を観ながら詠みました。
夕方からはいつものように、水泳コーチの仕事。暑い時期の水に入っての指導は気持ち好いです。水の中は重力が六分の一なので、足の疲れも少し解消されました。やっぱり水とは相性がいい気がする…。水泳をしている時は気持ちが自由になるので、指導をしている時の声が自然とのびのびとしてくる感じがします。
庭の苦瓜が大きくなってきました。夏バテしないように、ゴーヤチャンプルーやゴーヤのソテー(鰹節醤油味)が食卓に並んでいます。