春雨や土の笑ひも野に余り 千代女
ゆっくりと桜が満開になりつつ、晴れたり曇ったりのこの頃ですね。春は曇りの日が多いし、日が暮れればまだ風が冷たくて油断をすると体を冷やしてしまいそうです。
花や日差しに誘われて着るものや気持ちが軽くなっていきますが、春はまだ寒い事を忘れないようにしたいですね。
家の前の道路のアスファルトの隙間に小指の爪ほどの小さな菫を見つけました。とても小さくて可愛いいビオラのような菫です。小さな春も素敵です。
今日は朝から花散らしの雨がしとしとと降っています。気温はそれほど低くないので、雨の中のお花見も悪くないかもしれません。
道端には薄桃色の花びらがいっぱい落ちて、見上げれば、曇り空のブルーグレーと桜の花が美しく、雨に濡れた桜の幹が黒々と力強くコントラストを際立たせています。
春雨やうつくしうなる物ばかり 千代女
我家の猫たちは春の雨風でお外に出られないので、窓からの景色を眺めては独り言を言っています。
相変わらずイケにゃんなみみ助くんのサーモンピンクの鼻は朝目覚めると、最初に目にする赤い色です。枕もとのみみ助の寝息と愛くるしい顔で朝からとても幸せな気分になります。
明日は休日!お花見用のスヌードと靴下の出番かしら。ふふふ…
春とんでクレヨンぱっと猫 早瀬恵子
花曇りの冷たい雨の日曜日です。
雨降りの休日は、パタパタとはたきをかけて窓を開けて掃除をするでもなく、ハタハタと洗濯物を干すわけでもないので、のんびり出来ますね。編み物をしたり、仕事の計画を立てたり、比較的楽しい時間を過ごせるので、休日の雨は好きです。
猫たちはお外で遊べないので、つまらなそうにぶつぶつと文句を言いながら窓辺で恨めしそうに雨を眺めています。
我家の猫が世界で一番かわいいと思っている親バカの目には、みみ助君やクーちゃんはとてもイケメンなイケニャンに見えます。「超かっこ良くて、めっちゃ可愛い」(*^^*)
まだ仔猫っぽいところもありますが、大きくなりましたぁ。
近所のギャラリーの彫刻展へ行ってきました。陶器で作られた大きなフクロウやサイがどっしりと展示されたり、荒く削り取った木彫があったり、テラコッタのと金属の加工で作られたアコーデオンなのか「天空の城 ラピュタ」に出てくる自然を守るロボットなのかと思うような不思議な作品もありました。
「見えないものを見せる」かのような彫刻作品が多数。大きさと重量感に圧倒されるグループ展です。
作者の方がいらしたので撮影許可を頂き作品を写しました。少しお話をしたら来月は、ギャラリーで陶芸教室を開催するとか、時間が合ったら参加したいなぁ~。